【遠山武】食を通じて日本と中国が交流する「日中 食の祭典」(県など主催)が16日に久留米市で始まるのを前に、中国側と地元・久留米の料理人が14日、同市の料理店で顔合わせした。提供するB級グルメなどの料理を試作し、味付けを最終調整した。
祭典では焼き鳥、ラーメン、うどんの久留米の3大グルメが一堂に会す。その食べ比べや「三味一体」の新メニューが8品、日中の味を合作した「コラボメニュー」4品、本場の中華料理のチャーハンや刀削麺など5品が登場する。200~500円で楽しめる。
コラボの一つが久留米の豚骨スープと麺、中国のタンタンめん用のあんを掛け合わせた一品だ。協力した江蘇省南京市のホテル料理人、郭素青さん(32)は「日本の風味と、香ばしいあんとの組み合わせが新鮮です」と話していた。
食の祭典は、県と中国江蘇省との友好提携20周年記念イベント。当初は昨年11月に予定されていたが、領土問題をめぐる日中関係の悪化で延期された後、仕切り直しされた。
16、17両日の午前10時~午後4時、久留米市東町の東町公園で。問い合わせは事務局の同市観光・国際課(0942・30・9137)。
リソース:朝日新聞
0 件のコメント:
コメントを投稿