旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)は東南アジアで現地消費者の旅行需要を開拓する。まずタイとインドネシアで今年から販売店の多店化に着手し、他の国にも順次取り組みを広げる。同社は海外での旅行取扱高を3~5年後に3500億円前後と現在の6倍弱に増やす計画を持つ。東南アジアでは多数の店を持つ現地資本の大手旅行会社がなく、増加している中高所得者層の旅行需要を取り込む。
HISの海外拠点は46カ国・地域の101都市に現在138ある。ただこれら拠点の大半はホテルの客室確保や航空券の仕入れ、日本人旅行者やきぎょうの海外赴任者向けサービスなどを担当している。現地需要を狙った販売店販売店を海外で多店化するのは今回が初めてだ。
タイではバンコク市内の中心部に3店あるが、2013年10月期中に10店、3年後は数十店に増やす。バンコク周辺の都市で人通りの多いターミナル駅構内・・・
リソース:日本経済新聞
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