NTTドコモは25日、中国最大の通信会社、中国移動を通じてスマートフォン(スマホ)用アプリ(応用ソフト)の販売を26日から始めると発表した。日本のゲームや壁紙を中国語に翻訳して提供。中国内でドコモ自身がアプリを販売するのは初めて。海外向けのコンテンツ配信事業の強化につなげる。
中国移動の携帯電話向けアプリ配信サイト「モバイルマーケット」内で提供する。「ロックマン5」(カプコン)「大魔界村」(同)などのゲームや、「三國無双」(コーエーテクモゲームス)というゲームの登場人物の壁紙など20種類のアプリを販売する。
中国内のアプリ販売は免許制のため、免許を持つ中国のアプリ配信会社を通じ、1アプリ1~5元(日本円で約15~75円)で販売する。
ドコモと中国移動、韓国通信大手KTの3社は2011年1月にスマホ向けサービスの相互供給などを目指し提携。11年8月にはドコモがKT向けにスマホ用アプリの販売を始めている。
中国や韓国以外でのドコモのコンテンツ配信事業はフランスやインドで漫画などを配信している。今後、欧州や南米でも販売地域を広げアニメやゲームなど多様なアプリを販売する方針だ。
リソース:日本経済新聞
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