2013年1月29日火曜日

富士重、中国販売子会社を現地大手との合弁に切り替え

富士重工業は18日、同社が100%出資する中国の自動車販売子会社、スバル汽車(SOC、北京市)を現地の自動車販売大手、●(まだれに龍)大汽貿集団(河北省)との合弁に切り替えると発表した。4月をメドにSOCを増資し、一部を●大が引き受ける。現地に強力な販売ネットワークを持つ●大との連携強化で中国市場の開拓を加速する。

現在6億円のSOCの資本金を29億5000万円に増資。富士重が60%、●大が40%を出資する形とする。富士重の追加出資は11億円強。●大は2003年の設立で、華北地域を中心に中国内外の自動車ブランドの販売店網を展開する大手。これまでも富士重の「スバルブランド」のクルマを傘下のディーラーを通じて販売してきた。

富士重は●大との合弁を通じて同社との関係を緊密化、直接●大系のディーラーの販促に関与できる体制をつくることで、現地での販売力底上げにつなげる。これらの施策を通じて15年度の中国での新車販売台数を、11年度実績比2倍の10万台に引き上げる計画だ。

リソース:日本経済新聞

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