6カ国意識調査から
取材班は今回アジア6カ国(中国、韓国、インド、タイ、インドネシア、ベトナム)のビジネスマンと学生1335人を対象に意識調査を実施した。アジアで「今最も重要なパートナー」とみる国については、日本と中国が評価を二分した。日本は30.3%で、中国は29.9%だった。現状ではアジアの人々に対する日本と中国の影響力は拮抗していると言える。
だが20年後のアジアで指導的な役割を果たす国はどこか尋ねると、55%と過半数が中国を選んだ。日本との回答は40%だった。アジアの人々の多くは、地域の中核国は日本から世界第2位の経済大国となった中国に移るとみている。成長するアジアで日本が今後も存在感を示していけるか。今はその行方を左右する分岐点にある。
リソース:日本経済新聞
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