日本勢で上位10位に入ったのは3銘柄にとどまり、順位は4位のトヨタ自動車が最高だった。03年末のランキングで、トップも含め上位10社中6社が日本企業だったのに比べると様変わりだ。
個別銘柄だけではない。世界取引所連盟(WFE)によると、12年11月末時点でアジアの株式市場における日本株の時価総額シェアは23%。03年末(52%)の半分以下に落ち込んだ。一方香港も含めた中国株の比率は03年の22%から40%に増え、立場は逆転している。
世界の投資家が「株式投資を通じてアジアの成長を取り込もうとしている」(米コンサルティング大手、タワーズワトソンのカール・ヘス氏)状況が浮かび上がる。
2012年12月末時点、単位億ドル。 カッコ内は03年末の順位、―は未上場 | ||
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順位 | 企業名 | 時価総額 |
1 (3) | 中国石油天然気 | 2,648 |
2 (5) | 中国移動 | 2,331 |
3 (6) | 韓国サムスン電子 | 2,077 |
4 (1) | トヨタ自動車 | 1,461 |
5 (32) | 中国海洋石油 | 967.1 |
6 (8) | 中国石油化工 | 966.7 |
7 (11) | 台湾積体電路製造 | 860 |
8 (―) | 中国神華能源 | 820 |
9 (9) | ホ ン ダ | 659 |
10 (2) | NTTドコモ | 630 |
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