アジアの人々が日本に対して抱くイメージをさらに具体的に聞いてみると、日本の強みと弱みが見えてきた。テレビや自動車など製品ごとに「企業イメージが強い国」「買ってみたい国の製品」を聞いたところ、日本製品の中ではデジタルカメラが圧倒的な人気だった。59%の人がデジカメは「日本企業のイメージが強い」と回答。尖閣諸島の問題で反日の機運が高まったとされる中国でも、71%が「日本製を買いたい」と答えた。
対照的に日本勢が苦戦する携帯電話ではイメージ低下が目立つ。「日本の企業イメージが強い」と答えた人はわずか10%で、韓国(36%)や米国(21%)、中国(22%)を下回った。日本製を「買ってみたい」人も15%と、韓国などに押される構図が浮かぶ。
「モノづくり」に並び、日本のイメージとしてすっかり定着したのが「アニメの国」。「日本が世界一優れている点」を聞いたところ、74%がアニメ・マンガを選んだ。「すしなど食文化」や「観光」も高かったが、「平和主義」(40%)は以外に低かった。・・・
リソース:日本経済新聞
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