ユニ・チャームは3月から、高原豪久社長が中国とインドの現地法人を隔月で訪れそれぞれで月に10日間ほど執務する。重点市場の中・印両国には本社役員が現法トップとして常駐するが、トップの現地の滞在時間を大幅に増やす。設備投資や新商品の投入など現地での経営のスピードを速め、シェア拡大を狙う。
従来中国やインドへは高原社長が数日間の出張ベースで不定期に訪れるのにとどまっていた。今後は定期的に現地に滞在し、中・印の事業に関する経営判断をその場で下すよう改める。
日本本社を起点にし、中国に滞在した翌月はインド、その翌月は中国、と交互に訪れるようにする。
ユニ・チャームは海外売上高比率が約5割。特に売上高の1割強を占める中国や潜在力の大きいインドを重点市場と位置付ける。
リソース:日本経済新聞
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