中国行きの国際航空券が値下がりしている。約1カ月後の2013年1月中旬に成田空港を出発する往復チケット(燃油特別付加運賃などを除く)の最安値は北京行き、上海行きともに1万8500~2万2千円。前年の同時期(12年1月発)に比べ4割安い。
日中の緊張が高まった9月以降、両国間を行き来する旅行者数は激減。「航空券の販売量は昨年の半数程度」(中堅旅行会社)で、影響は長期化しつつあるようだ。空席の多い航空会社が値下げしており、出発日が近づくと一段と下落する可能性もある。
バンコクやシンガポール行きの最安値は1万8千円前後で、前年の同時期比4割高い水準。中国や韓国を避け、東南アジア方面に旅行する人が増えているとの見方もある。
リソース:日本経済新聞
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