試験走行で中国黒竜江省ハルビンの駅を出発する高速鉄道=11月30日(新華社=共同)
【北京共同】中国東北部の黒竜江、吉林、遼寧の3省を南北に貫く高速鉄道が1日、営業運転を始めた。黒竜江省ハルビン市から遼寧省大連市まで全長921キロを最速3時間半ほどで結び、所要時間は在来線より約6時間短縮される。
鉄道省によると、沿線の気温が冬季に氷点下40度前後まで下がる厳寒地の高速鉄道は世界初という。鉄道省は「低温下でも列車や運行システムに支障が出ないよう設計した。安全は保証できる」と強調している。
ただ、夏季は最高時速300キロの運行速度を冬季は念のため200キロに下げる。新路線は遼寧省瀋陽市や吉林省長春市などに停車駅を設けた。
リソース:東京新聞
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