タイガー魔法瓶は25日、ベトナム南部ドンナイ省アマタ工業団地内に立ち上げた家庭用品の新工場の開業式を執り行ったと発表した。新工場はベトナムの現地法人タイガーベトナム社が1,200万ドル(約9億6,000万円)を投じて設置。炊飯ジャー、電気ポット、ステンレスボトルを生産する計画で、2013年1月の生産開始を予定している。
今後は、3年以内を目標としてベトナム新工場での炊飯ジャーの生産規模を年間60万台、電気ポットを40万台とし、同時に5年以内にはステンレスボトルの生産能力を300万本に到達させることを目指す。
さらにタイガー魔法瓶は、全生産台数の割合を日本、中国、ベトナムそれぞれ3分の1ずつに移行することを計画している。主な出荷先としては、当初は日本を中心としていくが、今後はベトナム国内及び東南アジア諸国連合(ASEAN)各国へ順次拡大していく予定。
リソース:財経新聞
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