NEC照明子会社のNECライティング(東京・港)は中国・上海の自社工場で発光ダイオード(LED)照明の生産を始める。当初は2012年に生産開始を予定していたが、反日デモなどの影響で中国当局からの製造認可が遅れていた。2月下旬から工場を稼働し、国内向けの安価な製品を月5万台生産する。同時に中国向けの製品も生産する。
一般家庭の天井に取り付けるLEDシーリングライトのうち、価格の安い機種を中国で製造する。これまでは滋賀県甲賀市にある自社工場で生産していた。中国市場向けには、家庭用のシーリングライトなど40製品を生産し販売していく。
上海工場ではこれまで液晶テレビに使う冷陰極栄光管(CCFL)のバックライトを生産していたが、今後は需要拡大が見込まれるLED証明に生産をシフトし収益力を高めていく。
リソース:日本経済新聞
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