2013年2月7日木曜日

松下幸之助・トウ小平会談(1978年) 経営の神様の熱意

10年越しの中国工場建設

中国の指導者が戦後初めて日本を訪れたのは1978年10月。後に「改革・開放政策の総設計士」と呼ばれるトウ小平だ。日本の政界も経済界もトウの来日を重視したのは当然だろう。なかでも、パナソニックの創業者・松下幸之助は熱い視線を寄せていた。

北京の中心部から北東部の北京空港へ車で行くには、広くてほぼ一直線の有料道路が便利だ。だが、90年代までは狭い一般道を利用するしかなかった。ひなびた風情の道路沿い…

リソース:日本経済新聞

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