中国の若者向けに開発したコンセプト車を発表する日産自動車のアンディ・パーマー副社長=上海、斎藤徳彦撮影
【上海=南日慶子、斎藤徳彦】アジア最大級の自動車展示会「上海国際モーターショー」が20日、開幕した。世界の主要自動車メーカーが、世界一の自動車市場向けに最新鋭の車をお披露目した。尖閣問題の影響で昨年以降、販売が落ち込んでいる日系各社も、現地で開発した新車を発表し、巻き返しをねらう。
2012年の中国の新車販売台数は1930万台と、4年連続の世界首位。13年は史上初の年間2千万台超えが濃厚となっており、上海モーターショーの地位は一層高まっている。
今年の参加企業数は、部品メーカーを含め世界の18カ国・地域から約2千社にのぼる。「世界5大モーターショー」の一角に位置づけられる東京モーターショーの10倍以上。東京には参加しない米自動車大手3社のゼネラル・モーターズ、フォード・モーター、クライスラーも顔をそろえる。世界で初めて発表される車種も、過去最多の111モデルに達する見通しだ。
リソース:朝日新聞
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