中国政府系研究機関の中国科学院は、上海周辺で感染が広がる鳥インフルエンザ「H7N9型」のウイルスが東アジアの野鳥と現地の鳥のウイルスが混合してできた可能性があるとの研究結果をまとめた。上海周辺にたどり着いた渡り鳥と現地の鳥の間で感染が繰り返されたことで、遺伝子が変異した可能性がある。10日の新華社電が伝えた。
中国科学院病原微生物・免疫学重点実験室がウイルスの遺伝子を解析して分かった。同実験室は、上海や浙江・江蘇両省からなる長江デルタ地帯でウイルスの変異が起きた可能性が高いと分析している。
H7N9型については、3種類の鳥ウイルスに由来する可能性が高いことが日本や中国などの研究機関によるデータ解析で明らかになっている。
リソース:日本経済新聞
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