2013年2月27日水曜日

花王、アジア消費者向け事業が10期ぶり営業黒字、今期中国けん引

花王の201312月期は、紙おむつなどアジアの消費者向け事業が10億~30億円程度の営業黒字(前期は損益ゼロ)を確保しそうだ。同事業が黒字になるのは03年度(043月期)以来、10期ぶり。東南アジア市場で洗濯用洗剤が伸びるほか、中国で紙おむつの現地生産を始め、採算が上向く。今後は黒字定着が課題となる。

アジアの消費者向け事業の売上高は、初めて1000億円(前期は800億円強)を上回る公算が大きい。

けん引役は中国。前期までは日本から紙おむつを輸出していたが、昨年から安徽省の工場で現地生産を開始。提携先の化粧品・日用品メーカー、上海家化聯合(上海市)の販路も活用し、販売地域も拡大する・・・

リソース:日本経済新聞

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