2013年3月1日金曜日

大気汚染抑制へさらなる協力検討…日中政府協議

【北京=竹内誠一郎】日中両政府は22日、北京で中国の大気汚染に関する課長級の協議を行い、両国間で実施している大気汚染抑制のための技術協力を続けるとともに、さらなる協力の可能性を検討することで一致した。

北京などで微小粒子状物質(PM2・5)による大気汚染が深刻化した1月以降、両国の政府間協議は初めて。

日本側によると、さらなる協力のあり方として、PM2・5の発生源特定や総合的な大気汚染対策などの分野で日本の技術や経験を提供する意向だ。5月5、6日に北九州市で開かれる日中韓環境相会合の場で、韓国も含めた汚染対策の枠組み構築も検討している。

関係者によると中国側は、「先進国の経験を生かしたい。今後、具体的に必要となる協力について検討したい」と述べたという。
 
リソース: 読売新聞

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