2013年1月29日火曜日

中国の寒波で鉄鉱石生産に支障、価格上昇に弾みつく可能性

中国の鉄鋼メーカーによる鉄鉱石需要の回復で鉄鉱石価格が上昇している中、中国でほぼ30年ぶりの厳しい寒波を受けて鉄鉱石生産に支障が生じ、価格をさらに押し上げる要因となっている。
鉄鉱石価格は昨年9月以降、80%以上上昇しているが、世界最大の鉄鋼生産国である中国の鉄鉱石需給がひっ迫しているため、価格の上昇が続く可能性がある。

中国では気温が28年ぶりの低い水準に低下し、沿岸地域の凍結や航空機の欠航、高速道路の閉鎖などが起きている。

未来アセット証券のコモディティリサーチ責任者、ヘンリー・リウ氏によると、中国の鉄鉱石鉱山は特に寒波が厳しい北部の鉱山を中心に最大で15%が依然として閉鎖されている。

中小鉱山の多くは昨年、鉄鉱石価格が3年ぶり安値に落ち込んだことから生産を停止しており、最近の価格上昇を受けて生産再開を目指しているが、寒波の影響で生産を再開できずにいる。

コンサルタント会社のマイスチールが昨年12月28日に発表したリポートによると、一部の地域では天候の影響で民間鉱山や工場の稼働率が半分に落ち込んでいる。

中国は12月の鉄鉱石輸入量が過去最高の7094万トンに達し、これまでの最高記録を200万トン近く上回った。アナリストは、寒波が続けば今月も輸入量が高水準に達すると予想している。

リソース:ロイター

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